年末年始ニューヨーク遠征 そのサン

新春・ダンボ散歩

ハッピーニューイヤー!

この日は大分体調も良くなっていたので、マチネまでの時間を利用して、電車でブルックリンへ。34st駅からFラインでYork Stまで乗車。

やってきましたDUMBO!

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この眺め。ニューヨークという都市への憧れを具現化した感じの。腹立つくらいに素敵な眺め。たまんねえ。

この辺は、通りの名前もちゃんと付いているんだけどマンハッタンの中とはまた勝手が違ってわかりにくい…。この通りもてきとうに歩いていたら辿り着きました。フォトスポット。

それからもう少し川の方まで歩いて、ずっと行きたいと思っていたJane's Carouselへ。

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Empire Fulton Ferry State Parkという公園のなかにあります。元日の朝のため営業はしていませんでしたが、スタッフの方が試運転に来てました。

夜見たらまたきれいだったんだろうな。

 時間も早かったのでひともあまり居らず、川沿いは思ったより風も強くなくて暖かく、あぁ永遠にここに居られるなあ、と思ったひと時でした。

そのあとは、一旦マンハッタンに戻ってから乗り換えてBedfordへ。このあたり(DUMBO)からウィリアムズパークってアクセス悪くないですか?何か方法ないのかな。

Bedfordでは古着屋に行くのが目当てでした。とはいえ元日なので、開いているお店も少なく…。JUNKで古いブツを漁りたかったのですが、普通にシャッター閉まってました。人通りも少ないし。

そんな中、Awoke Vintageは元気に営業してたので流石でした。古着にしてはまずまずの値段の品が多いんですが、モノのセレクトと状態がいい感じです。

多分90sくらいのLevi'sマムジーンを1本購入。サイズぴったりだったよ!

http://awokevintage.com/

で、そのあとすぐ向かいのJoe's Pizzaでピザ食べました。この旅行唯一のマトモな炭水化物!あんまりだ!

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サラミのピザ。けっこうでかい。$3くらいだったかな?中のカウンター席でサクッと食べられるのがひとりものには有り難い。店員のおっちゃんもフレンドリー。外にもベンチ出てたし、食べ歩きするのもなんかニューヨークぽくていいかもっすねぇ。

さて、食後は14stまで戻って、駅前のWhole Foods Marketでお土産買って、ホテル戻りました。だって元日はトレジョやってないんだもん!ホールフーズは初めて行ったのですが、やっぱりオーガニックだけあって結構割高?な感じしました。

わたしはトレジョのがなんだか馴染みやすいなぁと。トレジョのスムージー(これ)と、あと病的においしいワッフルクッキー(これ)食べたかった。

 

さて、この日のマチネはこれ!

Falsettos

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 いやー、上演期間に飛ぶ期間が合っててよかった。プレイビル。

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このビジュアルが結構好き。関係図が♥︎になってる。エヴァンハンセンもそうだけど、こういうふうにアンサンブルがいない、少人数の作品流行なんすか(適当)?

じつはこの作品、割とAndrew Rannellsがお目当てで選んだわけですが。なんというかもう、期待以上のものを返してくれて。

Christian BorleとAndrewのイチャイチャには思わず刮目してしまった。カワイイ。たまらないカップルを演じておりました…。MarvinとWhizzerは恋人なわけですが、私はパパとしてのMarvin、パパ役としてのChrisitian Borleが好きだった。何がどう、とかって言えないし、感情移入ってことではないんですが。あ、なんか好き、だった。1幕のラストの曲とかすごく素敵で。

あとStephanie J Blockがもう圧倒的で。Trinaのソロ曲とかもうほとんどショーストップでしょってくらい割れんばかりの拍手喝采。兎に角上手いんだよなぁ。歌もだけど、ソロ曲として完成しきっているというか、もう完成を越えてモノにしすぎているというか。上手く言えない。

MarvinとTrinaの息子Jason役のAnthonyくんはあまりの天使っぷりにSDでは各方面から溜め息が。精神科医のMendel役Brandonも小器用に笑いを持っていき、話を転がしていくし。レズビアンカップル役TracieとBetsyも歌うまいし。

英語についていけないところも結構多かったのですが、充実した観劇でした。CDも発売されたことだし、しっかり聞き込んで味わいたいです。

SDにも一応参加。Stephanie、Anthony君、Tracieが出てきて、後ろの方からようやっとプレイビル渡して、サインしてもらいました。Tracieが出てくる前にスタッフの方から「あとTracieしか出てこないよ〜」っていうアナウンスがあり。

SDではだいたい30〜40分くらい外にいたかな?ソワレまで意外と時間がなくなったので、そのまま移動。今回のNY旅行のラストショーを観に、Imperial Theatreへ!

Natasha, Pierre & The Great Comet of 1812

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トルストイ戦争と平和』がベースのミュージカルで、役者が会場内を歩き回りながら、歌い、踊り、楽器を弾き…というところに惹かれチケット購入。1階席、2列目、下手側、$169。

Imperial Theatreは2月にレミゼを観て以来2度目だったのですが、大胆に配置が変えられている!ブロードウェイってこんなこともできちゃうんだ、すっげえなあ。1階席2階席の座席はほぼ生かしで、あとは真ん中に花道ができていて。ステージ上には新たに階段のようにして客席が設けられ、真ん中にはもの凄く間近でキャストを見れるプレミアムなテーブル付きシートも。舞台上下両手から、2階席に直接上がっていける階段が増設されていました。

照明も写真の通り(うまく映せていませんが)ゴージャス。会場に入ったときから溜め息が出てしまうような改造度です。すてき。小さなテーブル付きの席も多くあるので、お客さんもバーでお酒を頼んだりして、ラグジュアリーでリラックスしたムード。

開演前まずはアンサンブルメンバーが客席に出て来て、注意事項の説明をするんですが、これがカワイイ。ロシアが舞台なので、「開演中の写真撮影は」「ニエット!」「開演中の携帯電話は」「ニエット!」ってな感じでロシア語のNoにあたるНетを連呼。アトラクションみたい。こういうの結構好きです。

一度捌けた後開演。再びキャストが客席に飛び出してくるのですが、こんなん投げられた。

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※ホテルで撮った

最初「いる人〜!!」みたいになって、ちょっと遅れて手を挙げたんだけど、ちゃんとくれた。中はパンみたいな?曖昧です。ダンプリングって言ってたからギョウザ?パンのような皮の中に、煮詰めたタマネギとマッシュしたポテトみたいなの入ってた。

そんな感じで掴みはばっちり!だったんですが、中身は、、。途中までは勢いもあってめちゃくちゃ楽しかったんですが、2幕の終盤はヒマでした。曲長くない?みたいな。お客さんもダレちゃって飽きてたし。とにかくラストのNatashaとPierreの静かな曲が冗長なんですよ…。好きな人はいいけど、初めて見たらこれは飽きるなぁ。

でも1幕とかは楽しかったんです!物珍しさもあったのかな。駆け回るサンボを目で追いかけるのが楽しくて。これはサンボ沼だなと。いかにサンボからファンサもらうかの戦いですよ!!ちなみに私は開演前&開演直後のギョウザ投げで目の前に来ていた赤いジャケットにミッキーのピンバッチつけたサンボを追おうと開演した時点で決めていたのですが、結構2Fばっかり行ってたから全然見えなかった。私のいた席はわりとナターシャ席だったです。近かった。みなさんもオキニのサンボを見つけてたくさんファンサもらってください(?)。

主要人物で言うと、Anatoleが割と笑いをかっさらっておりました。Anatole役のLucas、微妙にイケメンなんだけど微妙にイケメンじゃなくて、いっこいっこアクションが面白い。ずるいわぁ。

あと、曲は好きでした。帰国後もオフでやったverのデジタル音源落としてよく聴いてます。ロシアちっくな音とリズム感が結構好き。またオフのverはナターシャがPhillipa Sooなんですが、彼女がやったナターシャはどうだったのかなぁとか。Deneeはすごく幼く見えるので、フィリッパスーだとなんかイメージ違うなと思ったり。

オフのときの写真も見たんですが、あんなふうにそれこそ小さいテントか何かで、ディナーと一緒にやったら凄く楽しそうだなぁ。なんだかんだ楽しかったは楽しかったんですけどね。2幕のラストを除いて。だから実は暇暇言っておいてもう一回行きたいです。

ショーがはけたあとは、元日の夜のBWを楽しみながら、ゆっくり帰りました。

 

帰国 

1/2の朝。NYでは雨が降っていました。悲しい帰り道。

トランクを引きずって34stまで。帰りはニューアークリバティからなので、Penn StationでNJ Transitに乗ります。7th Aveの入り口から入るとすぐのところに券売機があるので、切符を購入。$12くらい?駅の出入り口のところにPRETがあったので朝食にジュースとサンドイッチを購入。

NJ Transitは飛行機のマークが付いている行き先の電車に乗ると、NWRに辿り着けます。NWRの駅からは、エアトレイン(これがまた遅かった!)で空港へ。まだ空港の中はクリスマス仕様でした。

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ゲートの外はけっこうこざっぱりしているんですが、中はお店も結構充実していた気がします。レストランのテーブルにはどこもiPadが備え付けられていて、ゆっくりできそうな雰囲気。朝早かったこともあってか、すごくゆったりしていました。

帰りはNWR⇒NRTの直行便。United航空。機内は古めかしかったですが、映像メニューは充実していました。とはいえ、ほぼ寝てましたが。

NWRを1/2の10:50に出て、NRTには1/3の15:00着。約14時間近いフライト?長かった〜。

 

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そんなわけで今回の3泊5日NY遠征で観劇したのはこの6shows。1日目に3つ行ったのがなかなかパンチきいてましたね。

いろいろと後悔も残りましたが、これにて遠征はおしまい。つぎは体調も万全にして、ゆっくり楽しめればなぁと思いました。

お疲れさまでした!疲れました!

 

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