2016夏 はじめてのロンドン遠征メモ⑶

 さてロンドン1日目の観劇は勿論、The Book of Mormonでございます!

 The Hoxton holbornからは歩いて15分程。途中これの前を通りました。ハリポタ呪いの子〜〜!観たかったけどチケットは当然なかったので雰囲気だけ。

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  チャイナタウンを抜けPrince of Wales Theatreへ。初のロンドン・モルモンに興奮を隠しえない。例の劇場外観。

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 ちなみにキャストはこんな感じでした!ロンドンはプレイビルないのが淋しいなぁ。

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 会場内は写真NGだったので撮ってませんが、席は2階席、後ろから2列目でした。BoMを2階で観るのはじめてでした。でも全然近かったから表情もちゃんと見えました。

 

 KJ HippensteelのElder Priceは、優しそうな、ちょっと優柔不断っぽいプライス。そして、裏があるというか…陰湿っぽいプライスだな〜と感じました。CAFEのシーンがやっぱり大好き。Bull poop Elder!のところとか、怒っているというよりはいじけてる。子供っぽくというより、陰湿にいじけてる。あとスツールに座ったときのリアクションが(笑)。どの瞬間も芝居を全然さぼってなくて、しかもキャラクターの作り方として結構スキでした。丁寧なお仕事をありがとう。

 Brian SearsのElder Cunninghamは、もう最初っから全力投球でした。おふざけ感満載。心配になるくらい、顔真っ赤にしてドタバタしてた!そして、当然歌が上手い。もうそのギャップ!ちょっとした台詞の言い方だとか、間だとか、もうヤメテ!ってくらいに仕掛けてくるブライアン最高。

 KJとブライアンのコンビは、声の相性もよいのか、I am here for youのラストのハモリはとっても美しかったです。KJがちょっと高めの声で、ブライアンがそれに重ねていく感じ。ああもう一度聴きたい。

 8月からカンパニーに加わったSteven WebbのElder McKinleyはいわゆるオネエなタイプのマッキンリー。けっこう力技で笑い取りに来る。そして小柄でかわいい(笑)滲み出て来ちゃうオネエを必死にTurn it offする姿がめっちゃ面白かったです…。

 Alex NcubeのNabulungiはもうすごく歌上手い。高音が伸びるー!気持ちいいくらいに。そしてキラキラしてて綺麗なんだ歌も目も。そるとれいかしち、すごいよかった。

 それから、驚いたのは「メタファー」でショーストップ並みの拍手が起こったことですね。超ヒューヒュー言ってました二階席。気持ちよかっただろうなぁ。

 細かい事感想はたくさんあるんですが、初ロンドンモルモンはほんとにあっという間に終わってしまいました。一曲一曲がほんとうに大好きで、この曲大好き!楽しい!と思っている間に「あっ次はもうMan upだ…」ってな感じで一幕が終わり、そして「I am Africaキタ!!!!!」と思った瞬間に「あっでもそしたらもうすぐこの芝居終わっちゃうじゃん」って気がついたり。もっと観ていたかった。

 

 そして、お約束のステージドアにも馳せ参じました。

 ブロードウェイとちがって柵とかないし、俳優も帰る向きバラバラだし、人数もメッチャ少ないので完全に挙動不審なアジア人でしたよ…なんとか帰りそうなとこを捕まえて(?)ブライアン、そしてKJと写真を撮ってもらいました。

 ほんとクソみたいな単語しか出てこないのでもっと接触慣れたいっすね…。言いたい事用意していっても写真撮って!が精一杯という。

 ブライアンは写真撮って、って言うといいよー!ってメッチャ優しかったし、KJは撮った後(チェキ持ってった)のリアクションがよかった☺︎挙動不審日本人(しかも1人)に優しく構ってくれてほんとにありがとうございました!

 そんな夢見心地で若干のロンドンの8月の夜の思った以上の寒さに震えつつも帰路。

 途中の道で建物からバケツの中身をふりまいたような水が降ってきたりして、被害にはあわなかったのですがビビったりしつつも、なんとか帰宅しました…。

 続きます。