5/3-6 ブロードウェイ遠征 2日目(2)
さてホテルから劇場街まで歩き。Neil Simon Theatreにて、Angels In Americaの第2部を観ます。
第2部は4時間ほどの上演時間なのですが、それを感じさせないお芝居でした。
主演のAndrew Garfieldの熱演にはああ舞台っていいものだなと、これを味わうために舞台見てるんだなと思わせられる熱さがあったし、Louis役のJames McArdleのものすごいセリフ量とピカイチな駄目男っぷりもたまらなかったし、Nathan Laneの演じるRoy Cohnのドクズさと人間臭さの絶妙な匙加減もよかった。スター揃いかもしれないけどただのスター芝居じゃない。内容、構成共に最高だし勿論実力派ばかりだから物凄い満足感。
舞台機構もネオンサインのようなモチーフを中心に現代っぽさと浮世離れ感が混じった、不思議な魅力がありました。あんなにセットが動くとは思ってなかった…。Harperの妄想の中の雪が降るシーンが綺麗だったし、照明も白いライトの中に少しだけ赤や青やらを混ぜ込んでいたのが美しかった。
一番印象に残ったのは病床で高熱にうなされていたPriorが意識を取り戻すシーン。幽体離脱していたのがベッドに戻ってくるみたいな演出なんですが、天使たちの動き、Priorの動き、セットの動き、すべてが噛み合ってこそのあの表現。舞台ってこんなこと表現できるんだなと、純粋に感動したし、シーンとしても鳥肌が立つし泣きそうになるし。あれもっかい見たい。
生きるとは何かみたいな作品ってむず痒くて説教くさいような感じがして、あまり好きではないんですが、AiAはなんというか、否応無しにこころに差し迫ってくるというか。とにかくパワーと熱量がすごくて。7時間超の超大作。役者も製作陣もスタッフも、ほんとすごいです。拍手。Applaud。本当に見れてよかったです。
さて、終演後は地下鉄で例の場所へ。そうですMcKittrickです。写真はない。
23時くらいに会場に着いたんですが、待機列はまったくなし。荷物預けからカード受け取り、マンダレイバーに入るまで客の姿、なし!ガラガラでした。
バーで20分〜30分くらい待ったでしょうか。階段でIN。
久々のMcKittrickは広かった〜!迷いました。上海に通い始めてから初めてのNY遠征だったので、新鮮でした。フォローしたのはBanquoと、Fulton、あとちょっとBargarran。Banquoはフルでフォローできて、しかもお客少ないから、ソロパートは独り占めだし。最高でした。またこれくらい空いてる時に来たいなあ…。
午前2時過ぎに終演。くったくた。タクシーでホテルへ。これにて今回の遠征で見るすべての演目が終了しました。
翌朝は早かったのでシャワーを急いで浴び、急いで寝ました。2泊4日の遠征、終了です。短い!
さて今回のおみやげです。こんな感じ。
トレーダージョーズでお菓子類とスムージー。トレジョのバターワッフルクッキーが大好きなんですよ…。ばらまき用にmomofukuでクッキー。C.O.Bigelowでボディローションペパーミント&ラベンダーを2本。手前のパンはBreads BakeryのBabkaです(切った)。もう一本買って来てもよかったかな。ブルックリンに行けなかったので、コーヒー豆類もなく。古着もなく。もっといろいろリサーチすればよかった。
ヒットだったのはBabkaと、FINE&RAWのチョコ。これは次も買おう。
次NY行けるのはいつなのだろうか…HADESTOWNが始まる頃にまた行きたいなぁ…。