2月上海遠征① 「马戏之王」を観る/ Sleep No More観劇
2/10〜12の3連休を使って、上海Sleep No More遠征しました。
中国は西暦よりも旧正月のお祝いの方がメインで、今年は2/16が元旦。
その前後である2月中は大変飛行機代も高騰していて、正直かなり痛い出費になりましたが行ってきました(なぜならチケットがそこにあるので)。
飛行機は今回、東方航空を選びました。
行きの便は東方航空&上海航空のコードシェア。2/9金曜の仕事終わりに空港へ直行、1:55発便に乗り、上海には4:40頃に到着しました。飛行機内はほとんど中国人。日本人はまったくいなかったのではなかろうか。
ついたのは浦東空港のターミナル1です。
5時過ぎには制限エリアを出ましたが、荷物受け取りがあるでもなく、いつものごとくですが始発までも時間が長く大変暇なので、ターミナル2まで移動して24H営業のバーガーキングで時間を潰します。
フィッシュバーガーのセットを頼み、しばし時間つぶし。ソファタイプの座席が多いので同じように溶けてる人がたくさんいました。
iPhoneのネットの設定とか、あとは時間つぶしにこの前twitterで見かけた「国際言語学オリンピック」なるものの過去問をプリントして行っていたので、それをずっと解いてました。いかに暇かおわかりいただけるでしょう。
8:30頃、ようやくバーガーキングを出ることを決意(笑)。地下鉄2号線でどんぶらこと今回の宿のある南京東路へ。交通カードには50元チャージし、残高が100元になりました。これで十分遊べます。
1時間ほどで到着。今回の宿は「フィッシュイン イーストナンジンロード」にしました。
フロントには若い女性スタッフがふたり。英語通じました。まだチェックインができなかったので、荷物だけ預けて、新天地の方へ向かいます。
人民広場まで歩き、1号線に乗って黄陂南路へ。来たかったのはここ。新天地の映画館です。
何を見たかったのかというと、こちら。
马戏之王(まーしーじーわん)。そうです、The Greatest Showmanです。
日本では2/16から公開でしたが、中国では一足早い2/1の公開。ということで一足早く見て来ました。席はガラ空き。10組もいなかったかとおもいます。
60元。1000円くらいですね。ネットなら安いところで30元くらい・約500円〜で買えます。私は中国クレカも持ってないですしアリペイも開通させていなかったので、現地カウンターでの購入でした。それでも日本に比べたら随分安いのかと。
中国語字幕でしたが、ストーリーも難しくないし、曲がメインなので英語力不足も何も問題なく。
とにかく曲がよくてボロボロ泣いてしまいました(私はレミゼでもオーバーチュアから号泣する女です)。ストーリーは賛否両論あるかと思いますが、かなりサクサク進むなぁという程度の印象しかありません。This is Meもよかったです(泣きました)。
あとエンドロールとともに会場の明かりがついて「帰れ〜〜」モードになるので余韻もクソもなかったです。
さて、映画が終わったのが12時頃。ホテルに戻ってロビーで待っていると、10分くらいで声をかけられてチェックインができました。
agodaから予約。2泊で1万2000円くらいでした。
ほとんど寝るだけだったので、十分な広さでした。ソファもあるし、デスクもあるし。残念ながら?ビューはまったくないのですが。というか、住宅地の中って感じです。荷物整理して、仮眠。14時頃に再出発し、Sleep No Moreの会場であるMcKinnon Hotelへ向かいました。
2号線で南京東路から2駅。南京西路で下車。14時20分くらいには列に入りました。ファストパスでしたが、前には30人くらい並んでいたかな?
久々(約40日ぶり)のSleep No Moreはやっぱり緊張して足が震えます。トランプはハートの2でした。新しいカードになってからは初めての2。
エレベーターを1階で降りて、Ballroomのダンスシーンへ。見たいキャストが多いなぁ、と思っていたのですが、後半から現れるMacbethがCarl Harrisonだったので彼をフォローすることにしました。Macbethはフォロワーがとっても多いので1st Loopしか個人的には追えません…。相方であるLady MacbethはCamillaだったのですが、CarlのMacbethは彼女の弟?息子?って印象でした。
2nd LoopはMacduff(John Ross)をフォローしました。Macduffのループはしょうじきそこまでビビっとくるものはないのですが…JohnのMacduffはとにかく嫁(Lady Macduff/この日は陈怡安)に向ける視線があまりにもスウィートです。よき夫でした。
3rd LoopはEd WarnerのBanquoを。Edは個人的にあまりフォローしたことがなかったので、どんなかなぁ、と思っていたんですが素晴らしかった。将軍(原作)らしい、野心を持ったBanquoでした。Banquoのループは大好きなループのひとつ。何度かフォローしていますが、Edのが一番好きだなと感じました。
この日も例のごとくダブル(マチソワ)。終演後、即外の列に入ります。入った後は中で友人とも合流し、この日2回目。
2回目の1st LoopはRyan O'NeilのBanquoを追っていたはずなのですが、なぜか全く記憶がありません。
2nd Loopは、Banquoのループを追っている時に見かけて、フォローしようと決めていた高扬のSpeakeasyをフォロー。
彼のSpeakeasyは本当にユニーク!そもそもフォローしようと思ったきっかけも、彼は最近SPの役に入ったことを知っていたのもありましたが、酒場で起こるMacbethのBanquo殺しのときのリアクション、行動が、今まで見たほかのSPとはまったく違ったもので、「これは!」と思ったから。ずっとふざけてる(笑)。予測ができず、楽しいループでした。
そして彼には上海の新しい流れに選んでもらいました。疲れていたので椅子に座って、カウンターでの云々を見ていたのですが「お前来い」と。マジックに参加させられた後、Taxidermist(この日はAkos)とSPに手を引かれ、Gallow Greenを巡ります。この流れは12月から追加されたもので、私もTaxiやSPをフォローする過程で何度か遭遇しているのですが、まさか自分が選ばれるとは。当然他の客もいるので、恥ずかしい。恥ずかしいけど、すごく貴重な体験でした。最終的にはManderley Barにつれていかれるのですが、素晴らしかった。テーブルに着くように促された後、Man in Bar(张路)に話しかけられて、そこからはもう言えません。ぜひ会場で体験してくださいとしか。ひとこと言えば、中国語をもっと勉強すべきでしたね!!
3rd Loopはそんなこんなで夢見心地のまま、キャストを見るために5Fへ。病院の受付にNurseがいたので近づいたところで、Husband(Dan)とBride(Debby)がなだれ込んで来ます。あれよあれよというまにDanに促されてBrideを抱え、病室へ!例の、4:2ってやつです。初めてだ!内容は言えませんが、面白かった。衝撃でした。
ラストはそのままNurseたちをフォローしておしまいでした。